ベストフィッシュは1日にしてならず

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俺に!魚を!釣らせろ!

立ち入り禁止での釣りについて【釣り禁止マップ】

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はじめに

 

シーバスの釣りは大別すると3つになると考えています。

 

 

1河川の釣り

2港湾部/運河でのストラクチャーでの釣り

3ボートでの釣り

 

シーバスを始めたての方が最速で、コスパ良く釣りたい!とお考えならば、ほとんどの場合ボートに乗ることが賢明でしょう。

しかし、シーバス釣りの性質なのか、ショアに拘って釣りをする方が多いような気がします。高価なルアーを何個も何個も買って、ボートに何回も乗れた金額の装備を携えて。これはこれで美徳です。ショアの釣りは求道的なのです。

 

そんなショア野郎の一部はやがて拗らせていきます(釣れなさ過ぎて)。

そうです。より釣れやすいところを求め私有地だろうがどこだろうが、足を踏み下ろすのです。魚のスレとは無縁の桃源郷を追って。

 

気の毒なことに、東京はそんな彼らに決して寛容ではありません。

 

立ち入り禁止の場所で釣りをするとどうなるか

 

結論、連行されます。

 

港湾部で釣りをしていると、喉から手が出るような、魅惑的な立ち入り禁止エリアが目の前に現れます。そして稀にそこで釣りをしている方を見かけます。

 

去年のその日見かけた方は、簡単に魚を釣り上げていました。魅力的な場所は確かに釣れる場所であるようです。

しばらくすると警官が釣り場にやってきました。その後は皆さんのお察し通り、釣り人を連れて去っていきました。

野次馬の性質なのか、その場に私と居合わせたもう一人の釣り人が話しかけてきました。

話を聞くに彼はかつて三回ほど警察に見つかった経歴(キャリア)持ちで、最近の立ち入り禁止釣りシーンをいろいろと教えてくれました。

1、2回目は3年前までに起こったことらしいです。その時は、名前を警察手帳に控えられ、警察無線で身分を確認された後に厳重注意で事が済んだらしいです。また、彼の仲間内では厳重注意で済むのが共通認識であったようです。

ところが2年前の3回目は厳重注意で済むことはなかったようです。先に連行されたあの釣り人と同じ結果を辿りました。

彼曰く、逮捕された後、最寄りの警察署で取り調べがあり、当然のように書類送検(検察に調書を送る手続き)があったそうです。その後、どういう訳かいつまで経っても起訴か不起訴か結果が分からずじまいとのことです。

彼はもしかしたら、自分が逮捕されたのは東京オリンピックの開催に伴い、警察の不法侵入者の対応が変わったからかもしれないと持論を述べました。逮捕されては釣りの割に合わないと考えたようで、二度としないとも私に話しました。

ワイ「

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語り終えて満足げな彼はその場を去りました。

非常に学びあったお話でした。

 

イリーガルな釣りを無くしたいワケ

 

シンプルに同じ趣味をやる人間に卑しい人間がいたらめっちゃ嫌だからです。

 

はみ出し者は往々にして、元のコミュニティに迷惑をかけるものです。ルールを厳格化できる行政から見て、逸脱者も順守者も同じです。等しく釣り人です。

 

立ち入り禁止を犯すものは往々にして公共物を破壊します。行く手を阻むフェンスをことごとくその体重で壊していくのです。都市部でランガンされる方は一度は目にしたはずです。

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それを重く受け止めた行政は何を考えるでしょうか。中学生でもわかる話です。

 

お好きなストラクチャーを合法的に打つ方法はあります。船に乗りましょう。

 

それでみっくさんが考えたこと

 

そういえば、立ち入り禁止の場所に立ち入った男が、警官の元に着いたときこんなことを喚いていました。

「ここに立ち入り禁止って書いてないじゃないか」

 

なるほど、たしかに禁止の旨を記した看板がない。

すると警官は「立ち入り禁止か分かっても分からなくても、入ったことには変わらないから。おかしいと思うなら管理者に言って。普通はフェンス超えたらダメだってわかるはずなんだけどね」と、あっさりと一刀両断していました。

 めっちゃ面白かったです。

 

…そして今。ふと思いつきました。

オンラインマップ上で立ち入り禁止や釣り禁止が分かれば、ルールの範囲内で釣り場を見つけて釣りの計画を組み立てられるのではないかと。思えば、かつてオンラインマップで良さげな釣り場を見つけて現着するも、立ち入り禁止でげんなりしたことが何回もありました。

正直そういう経験も楽しかったのですが、他の人に、特にシーバス初心者に押し付けるようなものではありません。

釣り場を見つけるのは難しいことなのです。

また、立ち入り禁止を犯す人も、同じく釣り場を探して探しあぐねた結果違法行為に至るのも想像に難しくありません。

 

しかし、今のこの世の中、釣り場をwebに晒して挙句、荒らされることはよくある話です。地元のアングラーへ配慮も必要です。

 

そこで私みっく!さんは釣り禁止マップを作ることにしました。

 次の記事にて公開します。

 

今回作成する釣り禁止マップは東京湾を沿岸を基にしていきます。

初期段階ではわかる範囲で作っていきますが、今後調査を行い加筆していきます。

また、本マップは釣り場を紹介するものではありません。

修正依頼等がありましたら

@tokioanglers

にマップの画像を添付したDMをお願いします。